2012年7月30日月曜日

Mountain Lionにおいてphpが使えなくなる問題

前回、Mountain LionにアップデートすることによるWeb共有の消滅について書いた。

確認の際に拡張子htmlのページしか確認しておらず、拡張子phpについては全く意識していなかった。

phpのページを開いたところ、ソースが全文表示され驚いた。

セキュリティ的な問題でWeb共有を消したんだろうが逆にソース丸見えになっていたとは…

で!

phpを再度利用するための解決方法

コンソールを立ち上げ、apacheの設定ファイルであるhttpd.confを書き換えます。

sudo vim /etc/apache2/httpd.conf

モジュール読み込みの箇所までスクロール、もしくは検索をします。

#LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so のコメントアウトを外します。(#を外します)

これで上手く行くだろうと、Apacheを再起動するが今度は何も見えない。

そうですphp.iniも問答無用で消滅しています。

php.iniの復活

cd /etc/phpに移動、lsコマンドでファイル一覧を見てみます。

php.ini-5.2-previous おそらくこれはアップデート前Lion時のphp.iniのバックアップファイル

php.ini.default こちらは、php.iniの純粋なバックアップ

自分は特にデフォルトから変えていないのでどちらでも良いです。

sudo cp /etc/php.ini-5.2-previous /etc/php.ini

これでphp.iniという名前でコピーが生成されます。

最後に、chmod +w /etc/php.iniとし書き込み権限を渡します。

ls -l /etc/php.iniとすることで、権限を確認。

-rw-r--r--

Apacheを再起動させます。

apachectl restart

phpのページを開けば、動作していると思います。