2012年9月5日水曜日

Windows8の標準のModern(Metro)UI AppにてProxyが通らない問題

Windows8正式版をMSDNにて取得し、インストールしてみました。

全体的に使いづらいのですが、Proxyがある環境でWindows8の売りでもあるModern Appがネットに繋がらないという問題がありました。(Modern アプリのIEは接続可能。ニュースや天気予報などが接続不可)

恐らくデスクトップでは右下、Modernでは右に出てくるネットワークの様子が以下の写真のように制限ありになっていると思います。

そこで、直し方についてです

IEのProxyをWinHTTPに適用させる

microsoftのフォーラムにて凄く議論されていました。

windows8ではデフォルトでは、IEのインターネットオプションから設定したproxyがWinHTTPに適用されません。ModernUIアプリはココを見に行っているようです。

なので、コマンドプロンプトからWinHTTPのプロキシを明示的に適用したいと思います。

まぁコマンドプロンプトが何処にあるかで五分ぐらい悩みましたが…

  1. IEのインターネットオプションからいつも通りproxyを設定する
  2. Modernアプリのタイル画面に戻ります。
  3. 何も無いところで右クリック
  4. 下から出てきたバーの右下に全てのアプリとあるはずなのでクリック
  5. 遷移した画面先でWindowsシステムツールにあるコマンドプロンプトを探します
  6. さらに右クリックをし、管理者として実行を選択

次に、適用させるためのコマンドを打ち込みます


netsh
winhttp
import proxy source=ie

これで一応再起動を行うと、Modernアプリでも使えるネットが使えるようになるはずです。

また、ネットワークの状態も正常になると思います。

一応、WinHTTPのproxyをデフォルトからリセットする方法も書いておきます。


netsh
winhttp
reset proxy

蛇足ですが、他にも・・・

netsh winhttp show proxy 現在のproxyの設定を確かめる

netsh winhttp set proxy proxy-server="プロキシサーバ名:ポート番号" bypass-list="バイパスリスト" proxyを設定する(バイパスリストはプロキシを使用しないアドレスで、;で区切ります)

Windows8は、使いづらいです。しかし、7までの小さなスタートメニューでアプリを探すより、全画面使って探させてくれる所がいいなぁーって感じています。

どうやって電源切るのか分からないとか、明らかにやりたいことに対してクリックの回数が増えているとか、ウィンドウが四角いとか退化した箇所が多いですが…